OT
Occupational therapy

対象者に希望を
与えられる人になる。

作業療法士は、障がいのある方が再びその人らしく主体的に生活できるようカラダとココロの両面から、治療・指導・支援する専門職です。活躍する領域は幅広く、医療において欠かせない存在です。

メッセージ

プリセプター制度と
担任制で相談しやすい。

プリセプター制で先輩と情報交換ができ、担任制で相談のしやすさも魅力です。作業療法評価法では知識だけでなくコミュニケ―ション能力について友人と楽しく学べます。人との関わり関わりや作業について更に学びを深めていきたいです。

作業療法学科1年 N.Jさん
相手の立場に立って
物事を考えられる人材育成を目指して。

作業療法士は、知識はもちろん対象者に生きがいや希望を取り戻していただくために、共に悩み、考え、支援する職種です。私も学生に希望を与えられるように日々意識して関わっています。未来を背負う学生達の成長を期待しています。

作業療法学科 教員 野仲 泰良先生

授業紹介

  • プリセプター

    学年間交流を通して学ぶ

    入学後早期から学年を越えた交流の機会を設け、主体性やコミュニケーション能力を身につけます。

  • 日常生活活動学

    支援・援助方法を学ぶ

    障害を持った方の日常生活動作を実際に体験し、援助方法を学びます。

  • 基礎作業学演習Ⅰ

    作業の特長や効果を学ぶ

    さまざまな作業活動の特長や効果を実際に体験しながら理解します。

  • 作業療法評価法Ⅰ

    臨床技能および態度を学ぶ

    各検査・治療の意義・目的を理解したうえで、模擬患者に評価や治療を実践し、臨床スキルを磨きます。

特別
授業

生活環境整備学

突然の病気やケガで思わぬ人生の危機に見舞われた時、人は身体だけでなく生きる気力すら奪われてしまいます。そんな時に「あなたで良かった」と言ってもらえる人間豊かな作業療法士を私たちと共に目指しましょう。

学びの特長

01

学年間交流を
通した学び

02

作業の持つ力・
効果を学ぶ

03

自ら学ぶ力・聞く力・
伝える力の育成

04

臨床に即した技能および
態度の習得

4年間のカリキュラム

1 年次

基礎知識を身につける

学習内容
人体の機能構造などの基礎医学に加え、学習に対する心構えや基本的なスタディスキルを習得します。効果的な学習方法や記憶法などの学習スキルを学びます。
2 年次

専門知識を身につける

学習内容
日常生活活動(食事や更衣など)に支障をきたした対象者に対する作業療法評価や援助方法を、多くの演習を通して専門的に学びます。
3 年次

専門知視点・思考を身につける

学習内容
身体障がいから精神障がいまで、さまざまな疾患に対する評価や治療実践(臨床思考)を作業療法の視点で専門的に学びます。
4 年次

実践力を身につける

学習内容
各実習施設で計21週間の総合臨床実習に臨み、実際の現場で実習指導者のもと臨床思考を学びます。また、グループ学習や講義を通して国家試験合格を目指します。

卒業生紹介

経営者として働く
株式会社 O-lys
代表取締役
目標や使命を持つ全ての人に未来への切符を!

小児作業療法士として6年、「僕は病気があるから大人になりたくない」という男の子の言葉に心揺さぶられ、障がいのある子どもたちに医療と教育の両面から支援したいと夢を抱き、就労支援会社を設立しました。今よりももっと輝く未来を共につくるため、一緒に踏み出しましょう!

脇 葵依さん
作業療法学科 3期生
回復期病棟で働く
医療法人相生会
にしくまもと病院勤務
毎日学びながら楽しみながら頑張っています。

エキガクは利便性が良く、勉強とプライベートを両立できる環境が整っています。困った時には先生や学科を超えた仲間が助けてくれる心強いサポートがありました。現在、回復期病棟で勤務し、患者様が再び日常生活を送れるように評価や訓練を行っています。

吉田 奈々子さん
作業療法学科 11期生

教員紹介

  • 作業療法学科
    学科長

    竹本 舞

    専門科目/担当科目

    身体障害分野/身体障害治療学総論、日常生活活動学、症例研究法演習

    メッセージ

    学生の頃の気持ちを思い出しながら教育に生かすよう努めています。

  • 作業療法学科
    専任教員

    有働 正二郎

    専門科目/担当科目

    地域リハビリテーション/作業療法セミナー、リハビリテーション概論、作業療法管理学、地域リハビリテーション論I、生活環境整備学

    メッセージ

    日本作業療法士協会は地域で働く作業療法士を5割にしたいと考えています。しかし、養成校で地域に関するカリキュラムはさほど多くありません。私は地域で働ける作業療法士を育てるために教員になりました。そのため、他の養成校よりも地域に関する多くの授業・実習をカリキュラムに取り入れています。
    作業療法士になるためではなく、""立派な""作業療法士になるために、「凡事徹底」で取り組みましょう!

  • 作業療法学科
    専任教員

    小野 厚美

    専門科目/担当科目

    身体障害分野/解剖学Ⅱ、神経内科学、人間発達学、作業療法評価法Ⅲ

    メッセージ

    作業療法評価法Ⅲでは、高次機能障害の臨床で実施する検査道具を使って勉強します。

  • 作業療法学科
    専任教員

    前野 祥子

    専門科目/担当科目

    精神障害領域/精神障害治療学・治療学演習、基礎作業学演習Ⅰ・Ⅱ、地域リハビリテーション

    メッセージ

    心のコンディションが悪くなることは誰にでもあります。支えられる専門家を一緒に目指しませんか?

  • 作業療法学科
    専任教員

    遠山 健一

    専門科目/担当科目

    身体障害領域/生理学Ⅰ、Ⅱ、解剖学Ⅲ、作業療法概論、身体障害治療学Ⅲ・Ⅴ

    メッセージ

    リハビリテーションにおいて、人の身体の仕組みを知ることは大事になってきます。また、人の生活を対象者と一緒に考える作業療法は、やりがいや、達成感を得ることが出来る仕事だと思います。
    難しさもありますが、他者の人生が豊かになることで、自分自身の人生も豊かになる事を心がけています。

  • 作業療法学科
    専任教員

    野仲 泰良

    専門科目/担当科目

    身体障害領域/基礎作業学、運動学、作業療法評価法Ⅰ・Ⅱ、身体障害治療学演習Ⅰ

    メッセージ

    3年生前期の「身体障害治療学演習Ⅰ」では、脳血管障害(脳卒中)の方への作業療法について、評価や治療介入に関して、演習を通して学びます。現場で働く作業療法士の協力も得て、臨床思考を深める機会も豊富です。学習目標を明確に示し、講義の最後にはペアで達成度を確認。実践的な内容が多く、学生も楽しみながら取り組んでいます。私は常に学生の立場に立ち、「わかりやすく、伝わりやすい」講義を心がけ、作業療法の魅力が伝わるよう努めています。