恕のたより vol.33

- 学校長通信第33号 - 学校長 高野 茂

国家試験模試で全国2位の快挙!!を達成

理学療法学科・作業療法学科の4年生、看護学科の3年生は現在、国家試験合格を目指して頑張っています。そのような中で去る11月10日(金)に実施されました2017年度第1回医歯薬模試に於いて本学4年生の和田龍星くんが総得点で見事全国第2位の成績を収めました。
受験者総数は6483人(内訳:大学3199人、専門学校3284人)であり、280点満点の233点で、最高得点が237点でしたので、1位とは僅か4点の差でした。その中で、専門基礎分野では全国1位でした。
すばらしい快挙で、忙しい時間の合間を縫って校長室に来てもらい、担任の佐藤先生とともにお話しを聞かせてもらいました。

 日頃、心懸けていることはどのようなことですか。

○何でもこれをやろうと一度心に決めたら、「続けること」を心懸けている。しかし、状況が変わったらそれに応じて、変化させて続けるようにしている。
○現在は、国家試験合格に向けて、班別に動いている。5人の班員とともに励まし合いながら、頑張っている。一人ではくじけそうになることも仲間がいて励まし合っているので続いているのだと思う。

 

 後輩に対するアドバイスをお願いします。

○自分は、この学校に入って理学療法に関する仕事のおもしろさに気づく中で、勉強に対してエンジンが掛かりはじめた。それから自分なりに理解できるまで疑問点などに向き合った。(そういえば、彼の姿は職員室でよく見かけたし、講演会でもよく質問をしていた。)
○一つ一つのことにしっかりと丁寧に向き合うことが大事だと思う。

 

 担任の佐藤先生から

○3年生の時から担任しているが、クラス委員を引き受け、クラスのリーダーとしてクラスをまとめ、いい方向に引っ張り上げてくれた。

 

校長室に入って、彼の顔を見た途端に「なるほど」と思いました。彼は大分県出身だそうです。特技は「日本拳法」で、格闘技が大好きだそうです。現在は、学校で90分の4コマ(360分)、放課後、2時間程度の勉強を心懸けているそうです。それに帰宅してからの時間もプラスされます。たぶん相当な集中力があるのだと思います。次回は是非全国1位を目指してほしいものです。

恕のたより vol32

専各連九州ブロック体育大会で大活躍

11月15日(水)~17日(金)に大分市を会場に第39回九州ブロック専門学校体育大会が開催されました。本校からは硬式テニス部などが県代表として参加しました。大会結果については、既にホームページで紹介してありますが、改めて結果を紹介します。

 硬式テニス 男子団体 優勝 

 硬式テニス個人準優勝 PT3年稲田秀明 

 ソフトテニス団体3位 

 ソフトテニス女子個人準優勝 PT3年辻本美咲、PT3年渡邉春華

 ソフトテニス男子個人3位 PT3年江崎達也、PT2年濱崎亮太

 剣道 個人3位 NS2年 東 太亮

これまでの練習成果を発揮して熊本県大会を勝ち抜いて、九州大会に駒を進めた学生の皆さんが、校長室を訪問し、決意を述べてくれました。皆さんは、その決意のとおり、それぞれが一生懸命に頑張り、悔いのない結果を残すことができたのではないかと思います。皆さんの健闘をたたえるとともに、引率等で御世話いただいた先生方に心から感謝の意を表したいと思います。

 

本学理学療法学科の谷川直昭先生が全国学会で報告

11月19日(日)に東京都で行われた日本臨床スポーツ医学会学術集会において、本学理学療法学科の谷川直昭先生が「Jクラブユースチームに対するJones骨折検診」という演題で報告されました。
その要旨を簡単に紹介します。
サッカー選手における第5中足骨近位骨幹部疲労骨折(Jones骨折)は高校から大学時代に好発する難治性骨折である。この骨折について、Jクラブユースチームの選手30人を対象としてJones骨折に関する事前アンケート、医師による診察、トレーナーによる身体機能評価、臨床検査技師によるエコー検査を実施した。その結果、エコー所見で陽性が2人出て、X線検査を実施したが、骨折を認めなかった。Jones骨折発生のリスクの一つに人工芝での練習があげられている。今回の検診では、Jones骨折は認められなかったが、シーズン初めに選手や指導者に本傷害の啓発ができたことは今後の発生予防につながる可能性があると考えた。
サッカー選手にとって、足の傷害は選手生命を断たれるほど大きなリスクとなります。その可能性が高いJones骨折に関する研究で、啓発や予防対策などは大変ありがたいことだと考えられます。今後の研究成果に大いに期待したいと思います。

興味ある方や詳しく知りたい方は直接先生に聞いてください。

恕のたより vol.31

「自分良し、相手良し、社会良し」の「あいさつ三方良し」
の精神で取り組みましょう。

 

10月27日(金)に7階講堂において、理学療法学科・作業療法学科の卒業生を迎えた講演会がありました。
この事業は、在校生とあまり年の変わらない本学卒業の先輩の話を聞くことによって、セラピストの業務をより深く理解するとともに、一人一人の皆さんの夢の実現や職業人としての在り方などについて考えてもらうことを目的としています。講演されたのは次のお二人です。

新名 祐介(にいな ゆうすけ) 様
理学療法学科27年卒の第4期生、
現在、医療法人相生会 にしくまもと病院に入職され、頑張ってお  られます。

 田川 未来(たがわ みく) 様
作業療法学科27年卒第4期生
現在、特定医療法人冨尾会 桜が丘病院に入職して頑張っておら   れます。在学中には学内最優秀賞ももらわれました。

 

二人の講演の後、質疑応答の時間があり、在校生や先生方から質問があったり、講師の先生から逆に質問があるなど和やかな雰囲気で無事、講演会が終了しました。
この講演会では、二人の在学中の思い出(共通して言われたのは先生方が熱い)、実習のこと、職場での業務内容などについて丁寧に話していただきました。お忙しい中、ご講演ありがとうございました。
在学生の夢実現に大いに参考になることを期待しています。
私もこの講演会を聞かせてもらいましたが、特に印象に残った強い言葉がありました。それは、新名さんの在校生に向けてのアドバイスであいさつと提出書類はきちんとしましょう、という発言と、田川さんの「礼儀・あいさつ・笑顔が大事」というフレーズです。現在、二人とも共通して強く感じられていることは、「あいさつ」が大変、大事であるということです。
全く同感です。本学はあいさつを良くする学校として業者の方には認識されています。このあいさつをさらに徹底していきましょう。
近江商人には「三方良し」という商売の道徳があります。「三方良し」とは「売り手良し、買い手良し、世間良し」を指し、売り手も利益があり、また、買い手も利益があり、引いては社会全体にも利益がもたらされるということです。これはあいさつにも置き換えられると思います。あいさつは、あいさつした自分がまず気持ちよくなります。そして、あいさつされた相手もうれしくなります。そして、それが引いては社会全体を明るく、楽しいものにします。
「自分良し、相手良し、社会良し」の「あいさつの三方良し」の精神で更なるあいさつの徹底に取り組みましょう。

恕のたより vol.30

夏期休業期間中にビッグニュースがありました

一つは、本学学生さんが女子ラグビーフットボールの国体九州ブロック大会へ出場したこと。
二つ目は、看護の全国模擬試験で全国一位になった学生さんが出たことです。
この二つは、本校にとって大変名誉なことであり、すばらしい快挙だと思います。以下、簡単に紹介します。

 

国体九州ブロック大会に出場

平成29年8月24日から長崎市総合運動公園で開催された平成29年度国民体育大会第37回九州ブロック大会秋季大会の女子ラグビーフットボールの種目において、本学理学療法学科3年の土橋雪枝さんが見事、選手として選ばれ、大会に出場しました。大会の結果や校長室で伺ったことを、以下に紹介します。
※ 試合結果を教えてください。
予選リーグは福岡、大分、佐賀のブロックで行われました。本県は佐賀に勝利して、3位通過となり、決勝トーナメントに臨みました。開催県の長崎県とあたり、頑張りましたが、残念ながら惜敗しました。

※ 何時からラグビーを始めたのですか。
熊本県で女子のラグビークラブチームを結成する事になり、中学生の時から参加しました。(お兄さんもラグビーをされていたそうで、高校の時には花園を経験されているそうです。)

※ 大変なことはありますか。
男子と一緒に練習をするので、体力的にしんどいことがあります。

※ 将来について
何らかの形ででもラグビーに係わっていきたいと思っています。(例えば、トレーナーなど)

後期の授業が始まり、忙しい中に時間を割いてもらい、ありがとうございました。

 

全国模試で快挙 看護学科2年生が全国一位に

6月16日(金)に実施された東京アカデミー主催の「第108回看護師国家試験対策(2019年受験)低学年 第1回専門基礎模擬
試験」において、総合成績の全国順位でみごと本学学生さんが第1位の成績に輝きました。受験者総数は8395人で、大変すばらしい快挙であります。これまで作業療法学科の学生さんが全国模試で全国1位になったことがありますが、看護学科ではこれまでにない快挙ではないでしょうか。       おめでとうございます

熊本北高校、文徳高校の生徒さんがインターンシップで仕事体験

8月2日・3日の二日間にわたって、熊本北高校の1.2年生の皆さんが、インターンシップのため、本学に来られました。皆さん、予定より早めに本学に集合され、仕事体験に備えられました。その心構えに「さすが、北高」という印象を受けました。インターンシップの様子については、キャンパス・ブログで紹介してありますので、開会式で話した挨拶の概要を紹介します。
みなさん、おはようございます。私も北高校の勤務経験があり、皆さんを見ていますと、親しみがわき、大変懐かしい感じがします。
本日、明日の二日間にわたる研修になりますが、は、しっかりと研修してください。
皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、就職した若者が3年以内で離職してしまうことを、かつて「753現象」という表現で言い表していました。中学卒が7割、高校卒が5割、大学卒が3割です。最近は高校卒は4割程度と言っているようですけど、やはり多い数字と思います。いろいろ理由はありますが、1年以内に辞めた理由の一番は、仕事内容が合わない。だそうです。思い描いていた仕事とのミスマッチ、仕事に対するやる気が起きない、働くことの意義があまり見いだせない、などなどあるようです。その対策の一つとして、「キャリア教育」「職業教育」がすすめられています。今日の皆さんの研修もそのねらいがあると思います。社会や職業へ円滑に移行できるように、また、社会のなかでも自立した社会人として生活できるキャリア形成をはかることを助けになることを期待しています。
本学には、隣接して特別養護老人ホーム「グッドライフ熊本駅前」があります。他の学校にはない特色ですので、併せて実際に体験されて研修も深められることを期待しています。

恕のたより vol.29

「熊本県立天草青年の家での宿泊研修で1年生が白衣授与式」

先週の12日(水)から14日(金)にかけて上天草市の「熊本県立天草青年の家」において、本学理学療法学科・作業療法学科1年生の宿泊研修が行われました。

熊本駅をバスで出発し、途中下車し、約2キロにわたるペーロン漕艇を経験して目的の青年の家に到着しました。

入所式を済ませて、ナイトセミナー、特別講義、グループワークなど多彩な研修が用意され、学生諸君も積極的に参加しました。

最終日には、締めくくりとして「白衣授与式」が行われました。式では学科長から「白衣」を緊張した面持ちで受け取り、決意を新たにした雰囲気が窺えました。

私も式辞を述べましたので、概要を掲載します。

 式辞

 第10期生の皆さん、白衣授与おめでとうございます。
白衣授与式は、白衣の授与を通じて、セラピストに対する強い自覚と決意を促すという、セラピストを目指す者にとって、意義ある通過儀礼であります。今、皆さんの姿を見ていますと、自らの進むべき道をしっかりと見定め、自信に満ちあふれた雰囲気が漂ってきます。
本学院では、「愛と和」の教育理念のもと、リハビリテーション医療を通じて、医療、保健、福祉の分野に貢献するとともに、人間愛に基づいた深い素養と確かな技術に裏打ちされた質の高いセラピストの養成を目指しています。
皆さんにとって、今日という日は、これまでの学んだ知識をもとに、病院などでの本格的な臨床実習に取り組んでいくという、新たな決意の日になります。
この晴れの門出にあたり、私の所感の一端を述べて激励の言葉といたします。
リハビリ医療は「リハビリ・マインド」を持っておくべきだと云われている。それを3つの側面から云うと、1つ目は、「障害を診る心を持つ」こと。2つ目は、「在宅での生活はどうあるべきか」ということや「生活の場として施設を利用する場合にはどうあるべきか」といった「障害者の社会復帰・社会参加をめざす」ことを心がけなければならないこと。3つ目は、チーム全体の総合力が患者さんに障害を克服する力を与えており、「チームを大事にする」ことです。
言い換えれば、患者さまの機能回復、さらに社会復帰・社会参加への道をめざすために、コミュニケーションなど様々な手段を通じて、患者さんをしっかりと観察し、深い洞察力のもと、回復のための計画を立て、チームとして実践していくことが必要であるということであります。
皆さんもわかっているとおり、セラピストは、人生をあきらめかけた人間から、人生をよりよく生きる人間に変えるという、崇高ですばらしい職業であります。
だからこそ、皆さんがこれから一人前のセラピストになるまでの道のりは、決して平坦なものではありません。一人前のセラピストになるには、多くの試練が待ちかまえています。しかし、苦難をのり越えて、到達する道であるからこそ、尊くて価値があるのです。皆さんが、本日の白衣授与式を、大切な区切りとして、本学院に所属している自分自身に自信と誇りを強く持ち、セラピストの職務の重要性をしっかりと認識し、愛と和の心を持ち続け、自己実現を図ってくれることを期待しています。