恕のたより vol.30

夏期休業期間中にビッグニュースがありました

一つは、本学学生さんが女子ラグビーフットボールの国体九州ブロック大会へ出場したこと。
二つ目は、看護の全国模擬試験で全国一位になった学生さんが出たことです。
この二つは、本校にとって大変名誉なことであり、すばらしい快挙だと思います。以下、簡単に紹介します。

 

国体九州ブロック大会に出場

平成29年8月24日から長崎市総合運動公園で開催された平成29年度国民体育大会第37回九州ブロック大会秋季大会の女子ラグビーフットボールの種目において、本学理学療法学科3年の土橋雪枝さんが見事、選手として選ばれ、大会に出場しました。大会の結果や校長室で伺ったことを、以下に紹介します。
※ 試合結果を教えてください。
予選リーグは福岡、大分、佐賀のブロックで行われました。本県は佐賀に勝利して、3位通過となり、決勝トーナメントに臨みました。開催県の長崎県とあたり、頑張りましたが、残念ながら惜敗しました。

※ 何時からラグビーを始めたのですか。
熊本県で女子のラグビークラブチームを結成する事になり、中学生の時から参加しました。(お兄さんもラグビーをされていたそうで、高校の時には花園を経験されているそうです。)

※ 大変なことはありますか。
男子と一緒に練習をするので、体力的にしんどいことがあります。

※ 将来について
何らかの形ででもラグビーに係わっていきたいと思っています。(例えば、トレーナーなど)

後期の授業が始まり、忙しい中に時間を割いてもらい、ありがとうございました。

 

全国模試で快挙 看護学科2年生が全国一位に

6月16日(金)に実施された東京アカデミー主催の「第108回看護師国家試験対策(2019年受験)低学年 第1回専門基礎模擬
試験」において、総合成績の全国順位でみごと本学学生さんが第1位の成績に輝きました。受験者総数は8395人で、大変すばらしい快挙であります。これまで作業療法学科の学生さんが全国模試で全国1位になったことがありますが、看護学科ではこれまでにない快挙ではないでしょうか。       おめでとうございます

熊本北高校、文徳高校の生徒さんがインターンシップで仕事体験

8月2日・3日の二日間にわたって、熊本北高校の1.2年生の皆さんが、インターンシップのため、本学に来られました。皆さん、予定より早めに本学に集合され、仕事体験に備えられました。その心構えに「さすが、北高」という印象を受けました。インターンシップの様子については、キャンパス・ブログで紹介してありますので、開会式で話した挨拶の概要を紹介します。
みなさん、おはようございます。私も北高校の勤務経験があり、皆さんを見ていますと、親しみがわき、大変懐かしい感じがします。
本日、明日の二日間にわたる研修になりますが、は、しっかりと研修してください。
皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、就職した若者が3年以内で離職してしまうことを、かつて「753現象」という表現で言い表していました。中学卒が7割、高校卒が5割、大学卒が3割です。最近は高校卒は4割程度と言っているようですけど、やはり多い数字と思います。いろいろ理由はありますが、1年以内に辞めた理由の一番は、仕事内容が合わない。だそうです。思い描いていた仕事とのミスマッチ、仕事に対するやる気が起きない、働くことの意義があまり見いだせない、などなどあるようです。その対策の一つとして、「キャリア教育」「職業教育」がすすめられています。今日の皆さんの研修もそのねらいがあると思います。社会や職業へ円滑に移行できるように、また、社会のなかでも自立した社会人として生活できるキャリア形成をはかることを助けになることを期待しています。
本学には、隣接して特別養護老人ホーム「グッドライフ熊本駅前」があります。他の学校にはない特色ですので、併せて実際に体験されて研修も深められることを期待しています。