理学療法学科・作業療法学科1年生 救急法の基礎講習会

先日、スポーツ・健康の授業にて、救急法の基礎講習会を受講しました

救急救命時の、対応として、

適切な対応ができるよう、

声かけの手順や誤嚥を防ぐ適切な肢位、

搬送する際の毛布の敷きこみや、

気道確保、AEDのシュミレーターを使った手順の体験など、

グループに分かれて体験しました。

倒れている人を発見した際、何かできることはと対応を試みますが、手順を誤ると、悪い方向を導くこともあると思います

知っているか知らないかによって、命を守ることに大きく関わります

今回、このように適切な対応を1つ1つの体験し、1人1人が役割を変わりながら学ぶことができたため、

1日かけて対応法を知るよい機会となりました

また、最後には検定を受けたため、合格者については赤十字ベーシックライフサポーター認定証をもらうことができます

今後、この学習を活かし、救急な場面や、

現在、多くのボランティア活動にも出ていますが、スポーツ大会中に起こる事故などについて、

救命救急活動を迅速に行う行動につながるように頑張ってほしいです

 

パンジー、チューリップを植えました。

作業療法学科、理学療法学科の学生で

パンジーの花と、チューリップの球根を植えました

土の中からナメクジが出てきたり

花の密を吸おうと蜂が飛んできたり

みんなでワーワーキャーキャー言いながらとても楽しい時間でした

最後に水をあげて完了です

元気に育ちますように・・・

作業療法学科1年生 授業風景

作業療法学科1年生の授業の風景です

「作業療法概論Ⅰ」

高齢者や、障がいのある方の大変さを知る授業でした

 

まずは車いすで学校のまわりを散歩します

歩きなら楽々登れるゆるい坂がこんなにきついなんて

また普段なら気付かないちょっとした段差や、障害物が通行の妨げになることを学びました

今度は松葉杖を使って体験です

階段を上るのにどちらの足を先に出すか話合いながら進めていました

目をつぶった仲間を誘導し、校内を歩き回ります

階段を下りるはとても怖いです

階段と踊り場の境目が分からないので

「階段はあと一段で終わりです」などと声をかけながら歩いています。

平らなところでも

「ここで曲がります」  「まっすぐ歩いてください」

沢山教えなければいけないことがあります

壁や手すりに身体をぶつけないように注意が必要です

片側麻痺を想定してお箸を使ってみます

豆を掴みたいのですが、、左手だと力の入れ方すらわかりません

 

そこでトングのようになっている箸の登場です

作業療法士はこのような道具を患者様の状態に合わせて提案していきます

すいすい掴むことができるのでストレスがだいぶ軽減されます

今回様々な体験を通して、患者様の大変さがわかりました

 

作業療法学科 授業風景(精神分野)

梅雨の時期が近づいてきました

暑さにも負けず、学生達は勉強・実習に励んでいますよ~

 

今回は、作業療法学科3年の症例研究法Ⅰ(精神分野)の授業風景を紹介します

3年生になると、机上での勉強だけでなく実践的な授業が増えていきます

今回は、心に障がいのある対象者を想定した実践です

 

内容としては、学生が心に障害のある患者さんの作業療法場面の言動を実際に演じてもらい、それを別の学生が観察し分析していくものです

 

学生が演じる患者さんの病気の特徴や心理を、学生同士で話し合ってシナリオを作成します

作成後は、担当教員がアドバイスをしながらリハーサルを繰り返し、本番に挑みました

本番では、どの学生も白熱した演技で、患者さんの特徴をよく掴んで演じていました

素晴らしい

また、観察し分析している学生も真剣な表情で取り組んでいました

 

 

12月からは初めての精神分野での実習が始まります

このような実際の場面を想定した演習が、学生自身の洞察力や思考力をより一層高めてくれます

3年生頑張ってください

理学療法学科 福祉車両での介助法・乗車体験

気温が少しずつ高くなる今日この頃…

天気の良い日は心地よいですね

先日、5月17日の金曜日も、とても天気の良い日となりました

理学療法学科3年生の地域理学療法Ⅰという授業では、

この日屋外にて、学校隣にあるグッドライフ熊本駅前の福祉車両を用いた体験学習を行いました。

福祉車両2台に、グッドライフ熊本駅前の理学療法士の先生に御協力いただきながら、

①車両の説明

②車椅子の介助法

③車椅子の車両への乗降方法

④車椅子の車両への取り付け

⑤実際の走行を体感・・・

上記の内容を実施しました

3人1組で行い、車椅子に乗る人と、車椅子を介助する人、車椅子の取り付けをする人などローテーションして、

全ての内容を必ず1人1回体験する形で授業が進行されました

 

覚えてしまえば単純な作業にも思えますが、

車椅子に乗る対象者のことを考えながら・・・

もしくはその立場になって体験していくと、

様々な気配り心配りが必要になることに気付きます・・・

そして、意外に車椅子操作を忘れてしまうなど、体験を通して1つ1つの動きや注意点を学ぶことができました

また、上記⑤の走行中の車内を体感する中では、

通常の座席に座る感覚と車椅子に座る感覚とでは、

路面や運転の仕方によっても揺れ動く感覚が違い

細かく言うと、ブレーキも急ブレーキなどがあれば、車椅子は強く動かされ、非常に危険です

車椅子に座る人のことを考えて、

どのような安全な道を選ぶのか・・・

どのような安全運転を行うべきか・・・など、

運転をするときの心配りや、

同乗する介助者はどのような点に安全面を意識していくのかを考える良い機会となりました

このような体験型の授業は、頭でわかっていることを実践する中で、

さらに自分の理解につなげることができます!

この先、様々な医療・福祉・介護の現場で理学療法士として働く際に、

患者様や利用者様の送迎や、自宅を訪問してのリハビリテーション、自宅環境での患者様の動作確認に訪問する際など、就職後には、患者様に理学療法士として同行する機会も多くなります。

その中で、いかに様々な場面で安全に配慮し、気付き・・・動けるのかは、大事な能力になります

医療の専門的実践力を身につけるために、日々努力を惜しまず、エキガクPT学科学生も頑張っています