卒業生講演会

11月1日(金)に理学療法学科・作業療法学科の全学年学生を対象に、

卒業生講演会が開催されました

毎年1年に1回行われており、理学療法学科・作業療法学科を卒業し、臨床現場で頑張る先輩をお呼びして

現在の仕事のことや学生時代のことなど、様々な内容を講演してくれます

今回は、

理学療法学科から6期生卒業の岩崎君

作業療法学科から6期生卒業の後藤君に来ていただきました

まず、岩崎君は、現在、福岡県のとも整形外科スポーツクリニックにて、理学療法士を頑張っています

現在の対象患者様ほとんどが、高校生などの若い方を対象に理学療法を進めており、

日々の臨床業務とともに、

様々なスポーツチームでの現場での理学療法活動にも積極的に参加していることを報告してくれました

今回の講演では、

具体的にラグビー選手のスポーツ復帰に向けたリハビリテーションの様子を動画などで紹介していただき、

学生達はイメージしやすいところもあり、興味を持って聞いていました

現在の仕事を通してのやりがいを語ってくれ、

また、学生時代を振り返り、実習や国家試験での自分の苦労話を含めて話をしてくれたため、

学生も自分のことに置き換えメモをとりながら聞き入っていました

様々なメッセージを残してくれましたが、

中でも、どのような状況においても、目の前にある試練に対し、

必死にくらいついて努力することの大切さをメッセージとして残してくれて、

努力していく先に今の自分自身の成長があることを伝えてくれよい時間となりました

 

次に、作業療法士の後藤君は、朝日野総合病院で頑張っています

その中で、急性期リハビリテーションに所属し、日々の業務や作業療法の考え方や取り組みなど、

現場での具体的な動きを学生にわかりやすく紹介してくれました

また、学生時代を振り返り、自分自身の取り組みの変化や失敗談、そして、学生への具体的なアドバイスをしてくれました。

特に国家試験を控えている4年生に対しては、国家試験の勉強方法について伝えてくれました

『国家試験に受かる事はもちろんで、その先に待っている患者さんを想像して勉強に取り組んでいた』と学生に熱く語ってくれました

学生自身も、今何をすべきかを自分のことに置き換え考えながら聞き入っていました

最後に、学生からの質問タイムでは、数多くの質問であふれました

お二人の話に引き込まれ、学生も様々な興味をもち親近感をもって話を聞いていました

質問に対してもお二人は丁寧に答えてくださり、とてもよい時間となりました

今回の、卒業生講演会では、エキガクで過ごした先輩が臨床現場でどのようにお仕事をしているのかなど、

具体的にイメージできる機会となり、

学生にとっては自分自身と重ねながら今の自分と将来の自分を考える有意義な時間となりました

講演後は、先生方と記念撮影

卒業生の頑張りに皆パワーをいただきました

 

 

理学療法学科・作業療法学科1年生 救急法の基礎講習会

先日、スポーツ・健康の授業にて、救急法の基礎講習会を受講しました

救急救命時の、対応として、

適切な対応ができるよう、

声かけの手順や誤嚥を防ぐ適切な肢位、

搬送する際の毛布の敷きこみや、

気道確保、AEDのシュミレーターを使った手順の体験など、

グループに分かれて体験しました。

倒れている人を発見した際、何かできることはと対応を試みますが、手順を誤ると、悪い方向を導くこともあると思います

知っているか知らないかによって、命を守ることに大きく関わります

今回、このように適切な対応を1つ1つの体験し、1人1人が役割を変わりながら学ぶことができたため、

1日かけて対応法を知るよい機会となりました

また、最後には検定を受けたため、合格者については赤十字ベーシックライフサポーター認定証をもらうことができます

今後、この学習を活かし、救急な場面や、

現在、多くのボランティア活動にも出ていますが、スポーツ大会中に起こる事故などについて、

救命救急活動を迅速に行う行動につながるように頑張ってほしいです