
理学療法学科 3期生
前田 昂志
熊本機能病院勤務

理学療法学科 1期生
吉村 綾華
- なぜ医療の世界に?
- 幼い頃からよく祖父のリハビリに付き添っていました。その時、理学療法士という職業を知ったことがきっかけです。リハビリはつらいこともあると思いますが、理学療法士さんがいつも笑顔で接してくれて、祖父が楽しそうに通っていたことが印象に残っています。
- エキガクでの学生生活で、どんなことが思い出に残っていますか?
- みんなで一つの目標に向かってがんばって、なにかを成し遂げたことです。たとえば文化祭もそうだし、国家試験も、先生方とグループで取り組むことができたので励みになりました。同じ目標を持つ仲間がいるというのはとてもいいことだと思います。
- エキガクで学んだことで今役に立っていると思うことは?
- 日々の授業や実習で身につけた知識や技術はもちろんですが、豊富な経験を積まれた先生方から聞いた医療現場のいろいろな話が今、役に立っています。その時はピンとこないかもしれませんが、実際に自分が現場に出て「ああ、こういうことか」と思える。それが素早い理解や確かな実務につながっています。
- 働き始めて一番うれしかったことは?
- やっぱり、患者様が退院していかれる時です。どんな方も自宅という場所がいちばん安らげる場所だと思うし、自宅に帰り、また以前のような生活ができるお手伝いができたと実感できる瞬間です。
- これから同じ職業を目指す方へメッセージを。
- 勉強や実習は大変ですが、本当に大変なのは、実際に現場に立ってから。学校での一つひとつの授業や実習での体験は必ず臨床に役立ちますし、何よりも、学校での厳しい毎日を乗り越えたという自信が気持ちを奮い立たせてくれます。どうか、在学している時間の一瞬一瞬を大切にして過ごしてください。
どんな理学療法士になりたいかをイメージしながら勉強してください。
現在は、主に立つ、歩くなどの基本動作獲得に向けて、動作に必要な柔軟性や筋力、動作方法を指導しています。先日、担当している患者様から「リハビリを受ける前はすごく辛かったけど、リハビリをして今歩くのがとても楽しいです」と笑顔で言っていただき嬉しかったです。今後は、整形外科やスポーツ分野などより多くの現場を経験し、どんな疾患の患者様を担当してもより良い治療ができるようなセラピストになりたいです。