地域理学療法学 体験型演習

12月7日(金)と14日(金)の2週に亘って、理学療法学科の3年生を対象として体験型演習が行なわれました

毎年、地域理学療法学の授業の一環として、隣設する特別養護老人ホーム「グッドライフ熊本駅前」で行われており、今年も職員の方々と一緒にフロア毎に分かれて入居者の方々が利用する空間の清掃からはじまりました

入居者様の動きや動線を想像しながら清掃活動に取り組むことで、対象となる方の生活者としての側面を知ろうとする職業意識が自ずと芽生えてきます

 

 

次第に学生さんの手にも力がこもっていきます

 

少しでも入居者の方々が気持ちよく過ごしていただけるならとさらに決め細やかに清掃を行なっていき、フロアが綺麗になった後は、レクリエーションや机上作業などを通して入居者の方々とともに時間を過ごしました

 

 

 

 

単なる『会話』ではなく、終始相手の思いに寄り添いながら傾聴する『対話』を心がけながら関わっていきます

 

入居者様の介助やレクリエーションでの指導も経験するなど、職業実践的な教育を可能とする施設を有する当校ならではの学習機会を通して沢山の学びが得られたようです

年明けから予定されている評価実習にも是非今回の経験を活かして欲しいと思います

グッドライフ熊本駅前の入居者の皆様ならびに職員の皆様

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くまもとお仕事探検フェア2018」に参加しました

大変な盛り上がりの中で、医療の仕事を理解していただく良い機会となりました

平成30年12月12日(水)に

グランメッセ熊本で開催されました「くまもとお仕事探検フェア2018」に参加しました

県内の高校29校約4200名が来場し、大変な盛り上がりでした

本校のブースでは理学療法学科・作業療法学科・看護学科と姉妹校メディカル・カレッジ青照館にある言語聴覚療法学科の4職種を知ってもらおうと様々な体験を用意し、

約120名の高校生の方が着席されました

中には「兄、姉がこの学校で学んでいます」を声をかけくれた生徒さんがいて、心が温まりました

当日、ブースに来ていただいたみな様ありがとうございました

医療の仕事に少しでも興味が湧いてくれたら嬉しいです

当日担当した教員で記念撮影

 

是非、一度学校にもお越しください

医療の仕事 4職種説明会

平成31年3月9日(土)9時30分から

場所 熊本駅前看護リハビリテーション学院

年明けから申込を受付します

皆様のご来校を教職員一同心からお待ちしております

 

看護学科3年生の研究発表に2年生が聴講

12月11日~17日看護研究演習発表が行なわれ、

14日は看護学科2年生も聴講しました。

 

看護研究演習のねらいは

これまで学んだ知識をもとに、臨地実習での事例に関する課題を設定し、文献を参考にして、計画を立案・実践・結果分析を経て論文にまとめ発表することです。

これらの課程を通して、

1.研究に対する倫理 2.論理的思考や科学的問題解決能力 3.効果的なプレゼンテーションの方法の3つを育成することです。

ほんの一部の取材ですが・・・

皆緊張しながらも、堂々とした発表態度が印象的でした。

司会・タイムキーパー・マイク係りなどの役割もスマートにこなしていました

 

  

学生の質疑応答もマナーを守って活発。

    

患者さんに寄り添うとは?の質問に、学生は「会話の沈黙をこわがらないで、待つことです。そうすると患者さんが気持ちを話してくださる。間を大切に丁寧に関わることだと思います」と答えていました。

 

”この研究で学んだケアを是非臨床で生かして欲しい”オブザーバーの指導教員もうれしい感想です。

2年生の感想の一部を紹介します

先輩はすごい。
看護学生の関わりで患者さんが変化されたことに感激しました。

私たちも来年あのような研究ができるのだろうか。ハードルが高い。

 

3年生の声

”文献を山ほど読みました”

”ひとつひとつの研究にすごいエネルギーが注がれていることを実感しました”

”あとは国家試験に向けて頑張ります”

達成感のある笑顔が印象的でこの一年での成長がまぶしい3年生にエールを送ります。

 

 

 

 

 

 

本学 松本泉先生の共著「理学療法コミュニケーション論」出版されました

内容紹介

“理学療法士のために”まとめられた,新しくわかりやすいコミュニケーション論テキスト! 

●会話例やプロセスレコードで実践例を提示して,具体的にわかりやすく解説した,まったく新しい理学療法士向けのコミュニケーション論テキスト.
●自己学習やグループワークの演習課題を「ワーク」として掲載したり,学習到達度をはかる「理解度チェックリスト」を章末に掲載するなど,初学者でも理解を深められる工夫が満載.授業でも使いやすい全15章構成.
●学生同士,教員と学生,実習指導者と学生,患者・家族と理学療法士など,さまざまな場面に対応した会話例をもとに,コミュニケーションのポイントや実践方法を詳しく説明.

【目次】
第1章 なぜコミュニケーションを学ぶのか
第2章 社会で働くために必要な力とは
第3章 伝える・伝わるコミュニケーションとは
第4章 コミュニケーションのタイプ
第5章 コミュニケーションにおける解決と解消
第6章 養成校でのコミュニケーション
第7章 臨床実習で求められるコミュニケーション
第8章 就職活動から入職までに身に付けたいコミュニケーション
第9章 人を育てるコミュニケーション
第10章 職場でのコミュニケーション
第11章 臨床現場でのコミュニケーション
第12章 医療安全のためのコミュニケーション
第13章 クレーム対応のコミュニケーション
第14章 ミーティングのためのコミュニケーション
第15章 メンタルヘルスとコミュニケーション

 

 

松本泉先生

現在はメディカル・カレッジ青照館、熊本駅前看護リハビリテーション学院両校を含めた法人の運営改革推進室に在籍中

この本はリハビリテーションを学ぶ学生の教科書として是非役立てていただきたい内容です。

青照学舎両校では松本先生から直接授業を受けることができます。

学生のみなさん。お楽しみに

 

 

 

先人に学ぶ講演会

当校の理学療法学科、作業療法学科の学生を対象として『先人に学ぶ講演会』が先月の10日(土)に開催されました。この講演会では各分野の著名な方々を講師としてお迎えし、毎年開催してきております。

今回は、整形外科医の石川大樹先生(日本鋼管病院 副院長,整形外科統括部長,スポーツ整形外科センター長)をお迎えして開催されました。

石川先生はこれまで長くに亘って膝の半月板損傷患者様に対する治療に従事してきており、その高い技術力と研究実績から、国内外を問わず数多くの患者様の診療にあたられているスーパードクターとして活躍されています。

今回は、大変お忙しい中を当校の学生のために来校いただき、半月板に関する機能解剖から最新の治療方法について分かりやすく教授してくださいました。

そして、医師と療法士の協働の在り方について触れ、患者様が求める真のニーズを汲み取ることに情熱的に関わることが何よりも大切であるということを丁寧にお話してくださいました

最後には、沢山の質問も飛び出し、療法士になることを目指している学生たちにとっては大変有意義な学びの場になったのではないでしょうか.

 

当校の理学療法学科教員である谷川先生が『心の師』と仰ぐほど、石川先生は、強い使命感と熱い情熱を持った素晴らしいドクターでした。

この講演での学びを大切にして、石川先生のように患者様や他職種の方々からも信頼される情熱に溢れた医療人を目指してほしいと思います。

石川先生、本当にありがとうございました。